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2017年11月29日

「白い蔵/蔵で旅するbook store」

浜松にはまだ、多くの伊豆石の蔵が残されています。子供の頃良く行った祖父母の家の近くの文房具屋(というより、今でいうところのファンシーショップ)も伊豆石の蔵でした。伊豆石の蔵は石なので頑強なイメージがありますが、それと比べると白い蔵は優しくてあか抜けた印象です。浜松で、たまに白い蔵を見かけると、どこか違う土地に来たようでわくわくします。

白い蔵は白黒コントラストが美しく、なまこ壁や窓装飾などの意匠も凝っていて、おだい様(浜松弁でお金持ち)の家の印象ですが、今回見かけた“白い蔵”は、簡素で美しい蔵で、広い面積の白い壁に紅葉が映えていました。

ここは、ドロフィーズキャンパスの中の一店舗。築100年の蔵をリノベーションした『蔵で旅するbook store』です。
正面は閉鎖的ですが、裏側の戸からは庭を眺める事ができ、ガラスからさしこむ光は本を優しく照らしていました。

入ったとき感じた事は“時が止まっている”。2階の畳に座ってお気に入りの本を読む・・・。それは10代の私かも知れないし、20代の私かも知れません。


「白い蔵/蔵で旅するbook store」



ドロフィーズのリノベーションしたカフェでランチしました。ほとんど見えていませんが、右のお皿はアラビアのパラティッシイエローです。絵も楽しめる上に、白い部分が多いので料理を引き立ててくれそうですね。


「白い蔵/蔵で旅するbook store」



スイーツの器、気に入りました。動きがあって可愛いです。


「白い蔵/蔵で旅するbook store」



北欧生地のお店で姪がウニッコを買いました。マリメッコにしては珍しく綿麻素材で配色もシックです。とりあえず仮止めしてみたそうです。存在感はあるけどシックで素敵です。


「白い蔵/蔵で旅するbook store」



ドロフィーズは行く度に店が増えています。取り残された場所には古いものがそのまま残っていて、今はそれを再生して人が集う場所になる。見た目が変わっても、柱や梁が記憶していることを感じる。素敵なことですね。




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