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2018年03月09日

「炎の色/炎舞師・酔月(スイルナ)」

1月末、知人の酔月(スイルナ)さんの炎舞をみにいきました。
人は“炎の色”に何を想うのでしょうか・・・。

太古の昔、私達の祖先が火を手に入れた時から、火は時に暖かく、時に激しく、時に神聖で霊的で、そしてとても実用的なものだったのでしょう。
人間の側にずっとあった“火”。今でも祭礼の際に“火”を使うのは、精神的にも物質的にも、力を与えてくれた“火”に畏敬の念を抱いているからだと感じます。

病気や老衰で、集団から離れそうな仲間を取り戻す太古の祈りのような炎舞。


「炎の色/炎舞師・酔月(スイルナ)」



森羅万象あらゆるものを包み込む夜の森で、獣と対話をしているような炎舞。


「炎の色/炎舞師・酔月(スイルナ)」



儀式の女神のような表情で火を灯す酔月さん。


「炎の色/炎舞師・酔月(スイルナ)」



“炎の色”を見つめていたら、心の奥深いところにある『遠い記憶』と結びつきました。
それは祖先が感じていた事、ずっとずっと繋がっている記憶です。

この夏、山梨県の森に住むミュージシャン『Kuri』さん主催の音楽祭で踊るそうです。
夜の森の音楽祭・・・行きたいけど自力で行けそうもない場所。。。


「炎の色/炎舞師・酔月(スイルナ)」



『遠い記憶』のジャケットは『宮下昌也』さんの絵で、昌也さんの絵には森羅万象が描がかれています。
昌也さんの絵にも、遠い記憶が呼び覚まされます。まるで森で住んでいた頃の。
千葉の森にアトリエがあるそうなので、こちらにも行ってみたい、と妄想ばかりです。


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