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2017年04月17日

「桜色/記憶色」

今年は桜の開花がゆっくりでした。100円ショップのマクロレンズで桜をアップで撮りました。


「桜色/記憶色」



ここは、近所の「積石塚古墳公園」の桜並木です。浜松のあちらこちらに桜並木が増えた気がします。並木だけでなく、単体の桜も多く見かけます。近くに桜がいっぱい咲いているのに、お花見に出かける・・・日本人って桜が大好きなんですね。


「桜色/記憶色」



記憶の中の桜色より、ずっと淡くて白に近い桜色。空の色は実際の空の色より青く、明るく、鮮やかに。肌色は色白に記憶されています。それらは「記憶色」と呼ばれ、ポスターや映像の色再現では、この記憶色に近づけた方が自然に感じられると言う事です。


「桜色/記憶色」



桜の花びらが愛犬の背中に乗りました。


「桜色/記憶色」



可憐な八重桜は、ソメイヨシノよりずっと濃いピンクですが、自然界の色は鮮やかでも強すぎないのが魅力です。


「桜色/記憶色」



北野武監督の映画「ドールズ」は、日本の四季の中を男女が放浪する話です。満開の桜の下を濃い黄色の服を着て歩くシーンがあるのですが、衣装監督のヤマモトヨージさんが「桜の色が思っていたより淡くて、黄色が強かった(というような事)」を語られていました。まさしく記憶色ですね。ちなみに、このシーンは「浜松フラワーパーク」で撮影されたそうです。



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