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2017年05月07日

「ハレの日の色/浜松祭り御殿屋台」

5月5日、浜松祭り最終日。街中は多くの人で賑わっていました。

夜の町に浮かび上がる御殿屋台。ひとことで言えば「絢爛豪華」なのでしょうが、ちょっと違うような気がします。ただただ派手なのではなく、情緒があるというか、風情があるというか・・・。

屋台の天然素材の木の質感や、提灯の和紙の質感。自然素材で作られた太鼓や鼓、そしてその音色。暖色系の穏やかな光。それらが作り出す世界が、夜の暗い背景に美しく浮かび上がり、風情を作っているのでしょう。

法被も藍色の町が多く、その他墨黒や芥子色など伝統色に彩られています。


「ハレの日の色/浜松祭り御殿屋台」



子供の時に乗った屋台。私は2番目で鼓を打ちました。懐かしい音、三味線のお師匠さんの家(多分)で練習した時の事を思い出します。


「ハレの日の色/浜松祭り御殿屋台」



まるでトリックのよう。屋根の上の人物がとても大きい。


「ハレの日の色/浜松祭り御殿屋台」



「ハレの日」は賑やかなだけでなく、伝統に彩られた豊かな日なのですね。



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