2018年04月29日
「優しいバラの色/『フランス宮廷画家ルドゥーテのバラ展』」
清水文化会館マリナートで開催されている『フランス宮廷画家ルドゥーテのバラ展』に行ってきました。
ボタニカル・アートの頂点を極めたルドゥーテ(1759-1840)。ヨーロッパのバラブームの火付け役であったポレオン皇妃ジョゼフィーヌは、自らのバラ・コレクションをルドゥーテに記録させたという事です。
カメラのない時代、こうした画家達がより正確に花を描いていたということですが、ルドゥーテの絵は美しくて、学術的にも正確で植物学上の貴重な資料となっているそうです。
観察して描いた花びらや葉の1枚1枚は、魅力をより引き出しているようで魅了されました。花びらの優しい色合い、透け感、葉のツヤ感や裏葉の穏やかさ、実のツヤ感や可憐さなど魅力がいっぱいの絵が、何枚も何枚も・・・素敵な展覧会でした。

壁一面のバラのタピストリー。大きい分、実際の植物画より華やかです。

日本で有数のバラ産地、清水区のバラです。

清水駅から見えた富士山。少し霞んでいて絵画のようでした。

駅には外国人の方がたくさんいらっしゃいましたが、清水港は目の前。大型客船のお客様かな・・・。
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ボタニカル・アートの頂点を極めたルドゥーテ(1759-1840)。ヨーロッパのバラブームの火付け役であったポレオン皇妃ジョゼフィーヌは、自らのバラ・コレクションをルドゥーテに記録させたという事です。
カメラのない時代、こうした画家達がより正確に花を描いていたということですが、ルドゥーテの絵は美しくて、学術的にも正確で植物学上の貴重な資料となっているそうです。
観察して描いた花びらや葉の1枚1枚は、魅力をより引き出しているようで魅了されました。花びらの優しい色合い、透け感、葉のツヤ感や裏葉の穏やかさ、実のツヤ感や可憐さなど魅力がいっぱいの絵が、何枚も何枚も・・・素敵な展覧会でした。

壁一面のバラのタピストリー。大きい分、実際の植物画より華やかです。

日本で有数のバラ産地、清水区のバラです。

清水駅から見えた富士山。少し霞んでいて絵画のようでした。

駅には外国人の方がたくさんいらっしゃいましたが、清水港は目の前。大型客船のお客様かな・・・。
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2018年03月09日
「炎の色/炎舞師・酔月(スイルナ)」
1月末、知人の酔月(スイルナ)さんの炎舞をみにいきました。
人は“炎の色”に何を想うのでしょうか・・・。
太古の昔、私達の祖先が火を手に入れた時から、火は時に暖かく、時に激しく、時に神聖で霊的で、そしてとても実用的なものだったのでしょう。
人間の側にずっとあった“火”。今でも祭礼の際に“火”を使うのは、精神的にも物質的にも、力を与えてくれた“火”に畏敬の念を抱いているからだと感じます。
病気や老衰で、集団から離れそうな仲間を取り戻す太古の祈りのような炎舞。

森羅万象あらゆるものを包み込む夜の森で、獣と対話をしているような炎舞。

儀式の女神のような表情で火を灯す酔月さん。

“炎の色”を見つめていたら、心の奥深いところにある『遠い記憶』と結びつきました。
それは祖先が感じていた事、ずっとずっと繋がっている記憶です。
この夏、山梨県の森に住むミュージシャン『Kuri』さん主催の音楽祭で踊るそうです。
夜の森の音楽祭・・・行きたいけど自力で行けそうもない場所。。。

『遠い記憶』のジャケットは『宮下昌也』さんの絵で、昌也さんの絵には森羅万象が描がかれています。
昌也さんの絵にも、遠い記憶が呼び覚まされます。まるで森で住んでいた頃の。
千葉の森にアトリエがあるそうなので、こちらにも行ってみたい、と妄想ばかりです。
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人は“炎の色”に何を想うのでしょうか・・・。
太古の昔、私達の祖先が火を手に入れた時から、火は時に暖かく、時に激しく、時に神聖で霊的で、そしてとても実用的なものだったのでしょう。
人間の側にずっとあった“火”。今でも祭礼の際に“火”を使うのは、精神的にも物質的にも、力を与えてくれた“火”に畏敬の念を抱いているからだと感じます。
病気や老衰で、集団から離れそうな仲間を取り戻す太古の祈りのような炎舞。

森羅万象あらゆるものを包み込む夜の森で、獣と対話をしているような炎舞。

儀式の女神のような表情で火を灯す酔月さん。

“炎の色”を見つめていたら、心の奥深いところにある『遠い記憶』と結びつきました。
それは祖先が感じていた事、ずっとずっと繋がっている記憶です。
この夏、山梨県の森に住むミュージシャン『Kuri』さん主催の音楽祭で踊るそうです。
夜の森の音楽祭・・・行きたいけど自力で行けそうもない場所。。。

『遠い記憶』のジャケットは『宮下昌也』さんの絵で、昌也さんの絵には森羅万象が描がかれています。
昌也さんの絵にも、遠い記憶が呼び覚まされます。まるで森で住んでいた頃の。
千葉の森にアトリエがあるそうなので、こちらにも行ってみたい、と妄想ばかりです。
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2018年03月03日
「雛人形の色」
ひな祭りは中国の『上巳節』が起源で、春を寿ぎ(ことほぎ)、無病息災を願う行事で、日本へは遣唐使が上巳節を伝え、宮中行事として取り入れられたことから始まったそうです。長い歴史があるのですね。
こちらは豊橋駅に飾られていた紙の雛人形。カラフルで可愛いです。

目がパッチリとか、レースが付いた衣裳とか、雛人形にもトレンドがあると言う事ですが、パステルカラーもトレンドですね。
1歳の姪の子供の雛人形は、顔は古典的ですが衣裳はパステルで柔らかい印象。ちゃんと十二単です。

30代の姪達の雛人形の衣裳は、日本の伝統色です。古典的な印象です。

我が家の土鈴のお雛様と拾ってきた桃の花。花のまま落ちるので、地上でころころして可愛いです。

ひな祭りは、色にも思いが込められていて、菱餅の“緑”は生命力。“白”は子孫繁栄。“桃色”は厄よけです。
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こちらは豊橋駅に飾られていた紙の雛人形。カラフルで可愛いです。

目がパッチリとか、レースが付いた衣裳とか、雛人形にもトレンドがあると言う事ですが、パステルカラーもトレンドですね。
1歳の姪の子供の雛人形は、顔は古典的ですが衣裳はパステルで柔らかい印象。ちゃんと十二単です。

30代の姪達の雛人形の衣裳は、日本の伝統色です。古典的な印象です。

我が家の土鈴のお雛様と拾ってきた桃の花。花のまま落ちるので、地上でころころして可愛いです。

ひな祭りは、色にも思いが込められていて、菱餅の“緑”は生命力。“白”は子孫繁栄。“桃色”は厄よけです。
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2018年02月23日
「黄丹色/皇太子様誕生日」
今日は皇太子様の57歳の誕生日です。新聞に91年『立太子の礼』の写真が載っていました。
新聞の写真なので画像は良くないですが。
袍の色は『黄丹色(おうに)』。紅花とクチナシで染めた鮮やかなオレンジ色です。黄丹色は「昇る朝日を象徴」していて、
まさしく“日出国”を表すものですね。皇太子しか身につけられない“禁色(きんじき)”でした。明治時代迄禁色は存在していたようです。

こちらは天皇陛下『即位の礼』の時のものです。袍の色は『黄櫨染(こうろぜん)』「盛夏の太陽の輝き」を表していて、
やはり“日出国”の象徴なのでしょう。こちらも禁色でした。

色は、洋の東西を問わず特別なもので、染料や顔料が希少価値のもの、染める技術が複雑なものは位の高い者や権力者が独占したようで、黄櫨染も染め技術が複雑だったそうです。
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新聞の写真なので画像は良くないですが。
袍の色は『黄丹色(おうに)』。紅花とクチナシで染めた鮮やかなオレンジ色です。黄丹色は「昇る朝日を象徴」していて、
まさしく“日出国”を表すものですね。皇太子しか身につけられない“禁色(きんじき)”でした。明治時代迄禁色は存在していたようです。

こちらは天皇陛下『即位の礼』の時のものです。袍の色は『黄櫨染(こうろぜん)』「盛夏の太陽の輝き」を表していて、
やはり“日出国”の象徴なのでしょう。こちらも禁色でした。

色は、洋の東西を問わず特別なもので、染料や顔料が希少価値のもの、染める技術が複雑なものは位の高い者や権力者が独占したようで、黄櫨染も染め技術が複雑だったそうです。
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2018年02月16日
「真っ白 ! ! /磐田しっぺい太郎」
磐田の『ららぽーと』のカフェでお茶していたら、磐田のゆるキャラ『しっぺい太郎』がメニューをのぞきにきました。
屋外でのイベントにたくさん参加していると思われますが、真っ白ですね。お手入れどうしているのでしょう?
赤いふんどしが効いていて、何だかおめでたいカラーリングです。
『しっぺい太郎』は、見付の町を救った勇気ある霊犬だそう。ゆるキャラの外観とはイメージが遠いですが・・・。

『しっぺい太郎』は霊犬神社にお祀りされているそうなので、愛犬を連れて行ってみたいですね。
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屋外でのイベントにたくさん参加していると思われますが、真っ白ですね。お手入れどうしているのでしょう?
赤いふんどしが効いていて、何だかおめでたいカラーリングです。
『しっぺい太郎』は、見付の町を救った勇気ある霊犬だそう。ゆるキャラの外観とはイメージが遠いですが・・・。

『しっぺい太郎』は霊犬神社にお祀りされているそうなので、愛犬を連れて行ってみたいですね。
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2018年02月11日
「紫根ハンドクリーム/まちゼミ」
「紫根ハンドクリーム作り」のワークショップに参加しました。紫根は“ムラサキ”という植物の根から作る生薬。
効能は抗炎症作用・抗菌作用・皮膚活性化作用・他。火傷や、あかぎれなどの外用薬として使われていて、
最近ではアンチエイジングに期待ができると注目されているそうです。
紫色と言うよりオレンジみのクリームができました。

ぷっくりした白い陶器が可愛いポットウォーマー。のんびりと癒しの時間です。

1.ポットウォーマーに紫根抽出油と蜜蝋を入れ、蜜蝋を溶かします。
2.粗熱がとれたら「ベルガモット」「ローズ」「ラベンダー」「黒文字」の精油から一つ選んで1に入れます。
3.ハンドクリームの容器に移して完成。
それぞれの香りの特徴や効能、先生が選んだ理由を聞きました。
私は元々好きだった『黒文字』を選択。効能は殺菌・リラックスなどです。

最後は、ポットウォーマーに残ったクリームでハンドマッサージ。優しい香りでリラックスタイムです。
先生から、ハーブの事をいろいろ教えていただきました。
春からはもっとハーブを育て、ナチュラルライフを楽しみたいですね。寒くて春が恋しいです今日この頃です。
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効能は抗炎症作用・抗菌作用・皮膚活性化作用・他。火傷や、あかぎれなどの外用薬として使われていて、
最近ではアンチエイジングに期待ができると注目されているそうです。
紫色と言うよりオレンジみのクリームができました。

ぷっくりした白い陶器が可愛いポットウォーマー。のんびりと癒しの時間です。

1.ポットウォーマーに紫根抽出油と蜜蝋を入れ、蜜蝋を溶かします。
2.粗熱がとれたら「ベルガモット」「ローズ」「ラベンダー」「黒文字」の精油から一つ選んで1に入れます。
3.ハンドクリームの容器に移して完成。
それぞれの香りの特徴や効能、先生が選んだ理由を聞きました。
私は元々好きだった『黒文字』を選択。効能は殺菌・リラックスなどです。

最後は、ポットウォーマーに残ったクリームでハンドマッサージ。優しい香りでリラックスタイムです。
先生から、ハーブの事をいろいろ教えていただきました。
春からはもっとハーブを育て、ナチュラルライフを楽しみたいですね。寒くて春が恋しいです今日この頃です。
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2018年02月03日
「きつね色/節分の炒り大豆」
今日は『節分』。明日は『立春』ですが、寒さはこれからですね。
豆まきの炒り大豆を買い忘れたので、畑で採れた大豆を炒ってみました。レシピには15分炒るとありましたが、
なかなかカリカリにはならなくて、結局1時間炒りました。。。
きつね色になったことだし、もう飽きたし、と言う事で終了。少し柔らかいけど、まずまずの炒り具合でした。

義姉が毎年届けてくれる『恵方巻き』。今年の方位は南南東です。何を願いましょうか・・・。
後、11ヶ月。「現状維持+計画した事が順調に進みますように」

友達から、鬼とお多福のお菓子をもらいました。普段気にしていませんでしたが、『お多福』って良い漢字ですね。
お多福さんの顔も可愛いし。少し幸せ方向に前進しました。

今日は少し寒さも和らいだし、いろいろ少しずつですがハッピーな気持ちです。
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豆まきの炒り大豆を買い忘れたので、畑で採れた大豆を炒ってみました。レシピには15分炒るとありましたが、
なかなかカリカリにはならなくて、結局1時間炒りました。。。
きつね色になったことだし、もう飽きたし、と言う事で終了。少し柔らかいけど、まずまずの炒り具合でした。

義姉が毎年届けてくれる『恵方巻き』。今年の方位は南南東です。何を願いましょうか・・・。
後、11ヶ月。「現状維持+計画した事が順調に進みますように」

友達から、鬼とお多福のお菓子をもらいました。普段気にしていませんでしたが、『お多福』って良い漢字ですね。
お多福さんの顔も可愛いし。少し幸せ方向に前進しました。

今日は少し寒さも和らいだし、いろいろ少しずつですがハッピーな気持ちです。
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2018年01月03日
「謹賀新年/柴犬夢子の年賀状」
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。今年のお正月は、三が日とも晴れて気持ちの良い年明けになりました。
昨年は、北欧を旅していろいろな事を感じました。旅の楽しみは、建造物・自然・食べ物文化などいろいろありますが、北欧では感覚のようなものを感じ、考えました

行ってみないと分からない土地の魅力。今年もどこかの国で何かを感じられたらと思っております。
今年は戌年。我が家の愛犬柴犬夢子も13歳になりました。赤柴(茶色ですが赤と言うんですね)です。

今年も夢子の笑顔に癒され、わがままに振り回される年になりそうです。
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昨年は、北欧を旅していろいろな事を感じました。旅の楽しみは、建造物・自然・食べ物文化などいろいろありますが、北欧では感覚のようなものを感じ、考えました

行ってみないと分からない土地の魅力。今年もどこかの国で何かを感じられたらと思っております。
今年は戌年。我が家の愛犬柴犬夢子も13歳になりました。赤柴(茶色ですが赤と言うんですね)です。

今年も夢子の笑顔に癒され、わがままに振り回される年になりそうです。
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2017年12月20日
「ハッピーカラー2/ピアニーピンク」
呉竹荘・八葉亭さんで、お友達7人と忘年会ランチをしました。純和風旅館の一室なので、気兼ねなくおしゃべりに華が咲きます。
テーブルには紫陽花(?)と芍薬。前回の記事にも登場したピアニーピンクが飾られていてハッピー気分です。

季節の箱膳には、他お刺身、天ぷら、炊き込みご飯、お味噌汁、デザート、コーヒー付きで2.600円。美味しくてリーズナブルです。

たまには夢を・・・ということで、宝くじを買いました。ハッピーカラーのTシャツ付きティッシュを頂きました。

当たると良いな。。。夢を買いましたが、正夢になりますように。
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テーブルには紫陽花(?)と芍薬。前回の記事にも登場したピアニーピンクが飾られていてハッピー気分です。

季節の箱膳には、他お刺身、天ぷら、炊き込みご飯、お味噌汁、デザート、コーヒー付きで2.600円。美味しくてリーズナブルです。

たまには夢を・・・ということで、宝くじを買いました。ハッピーカラーのTシャツ付きティッシュを頂きました。

当たると良いな。。。夢を買いましたが、正夢になりますように。
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Posted by hinageshi at
11:47
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2017年12月18日
「ハッピーカラーインテリア」
友達からのプレゼント『ハッピーカラーインテリア』。その名の通り、ハッピーカラー満載です。
サブタイトルは「きれい色をプラスしたすてきな暮らし」です。

“東欧のおばあちゃんが編んだ風椅子カバー” 配色がチャーミング。白が入っているから、カラフルでもヌケ感がありすっきりしていますね。
編み物好きな叔母も昔こんなものを編んでいた記憶があります。

色分けされた余り布の棚。実用的でなだけでなく、見る度にワクワクなハッピーカラーインテリアですね。

この本で紹介している『アウトドアリビング』は、庭作りではなく、今ある環境をどう飾るかです。
ハッピーカラー・テイストの家具とファブリック。そしてティーセットや花瓶・・・と考えると可能性はありそうです。

花瓶に活けられた花はバラと芍薬(しゃくやく)かな。芍薬のローズ色、最近はこの色に魅かれます。
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サブタイトルは「きれい色をプラスしたすてきな暮らし」です。

“東欧のおばあちゃんが編んだ風椅子カバー” 配色がチャーミング。白が入っているから、カラフルでもヌケ感がありすっきりしていますね。
編み物好きな叔母も昔こんなものを編んでいた記憶があります。

色分けされた余り布の棚。実用的でなだけでなく、見る度にワクワクなハッピーカラーインテリアですね。

この本で紹介している『アウトドアリビング』は、庭作りではなく、今ある環境をどう飾るかです。
ハッピーカラー・テイストの家具とファブリック。そしてティーセットや花瓶・・・と考えると可能性はありそうです。

花瓶に活けられた花はバラと芍薬(しゃくやく)かな。芍薬のローズ色、最近はこの色に魅かれます。
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